2月17日はスノーフレークとメンデレーエフと幌加内町

明日は2月17日、金曜日です。

17 先負(乙亥) 旧暦 1/21 月齢 20.1
情報源: 六曜・月齢・旧暦カレンダー 平成29年2月(如月).

先負なので急がば廻れ。

誕生花はスノーフレークだそうです。

「雪のかけら」という名前をもつ、ちょっとスズランにも似た、白い花。
情報源: 2月17日の誕生花は「スノーフレーク」:366日・誕生花の辞典:誕生日の花言葉の図鑑.

日本名はスズランスイセン。スズランに似た花とスイセンに似た葉だからだそうで、そのままだね。そしてスイセンといえば、ニラと間違えて食べちゃって食中毒だけど、こいつも毒らしいです。

2014 年 4 月、愛知県日進市の家族 3 人が、自宅近くの空き地に生えていたスノーフレークを採って食べ、軽い嘔吐などの食中毒症状を発症したが、一日以内に回復した。 3 人は 70 代の夫婦と 40 代の息子で、「茎がニラに似ていた。焼きそばに混ぜて食べた。」と話したという。
情報源: 自然毒のリスクプロファイル:高等植物:スノーフレーク |厚生労働省.

焼きそばはモヤシでしょうねー。ニラも入れるか。

この日はメンデレーエフが周期律を発見した日だそうです。

1869年 – メンデレーエフが周期律を発見。
情報源: 2月17日 – Wikipedia.

ちなみに発表は3月6日。周期律ってのは、元素を原子量の順に並べると性質が周期性を表すことです。メンデレーエフが発見したというか、前からあった考え方を確立させたって言ったほうが正しいかも?ただ、過去の人たちと同様に、新しい考え方は受け入れられないもので、納得させることができたメンデレーエフはすごいね。

ところで周期表というとアレを想像すると思うけど、最上段の水素とヘリウムの位置は議論があるらしい。あいつらはかなり特殊なので難しいみたいね。それ以外にも色々な視点で並べた周期表があるみたいで、面白いです。
周期表 – Wikipedia.

そしてメンデレーエフでもうひとつ伝えておきたいことがあるんだけど、それは石油の無機起源説です。石油といえば化石燃料と呼ばれるだけあって、生物の遺骸が地殻中の高温高圧で油に変わると考えられていますね。それに対してメンデレーエフが唱えたのは、惑星誕生の際の炭化水素や地球内核の活動で発生する炭化水素が石油になるという考え方なのです。実際、生命のいない星にも炭化水素は存在するし、化石よりもずっと深い層で石油が発見されることもあるそうです。でも中東の石油は生物由来の可能性が高いんだよね。たぶん、どっちもあるんだろうね。

そして、この日は幌加内町で日本の最低気温を記録した日だそうです。

1978年 – 北海道幌加内町母子里の北海道大学演習林で最低気温氷点下41.2℃を記録(非公式記録をも含めた日本の最低気温を記録。天使の囁きの日)。
情報源: 2月17日 – Wikipedia.

日本一寒いといえば陸別町だと思っていたけど、記録は幌加内町なんだね。天使の嘆きってのは、寒すぎて空気中の水分がそのまま凍っちゃって輝く、ダイヤモンドダストのことだそうです。この記録を記念して毎年ライトアップされてるらしい。
天使の囁きを聴く集い.
ダイヤモンドダストは明け方のイメージだけどね。生では見たことないけど。

そして幌加内町といえば蕎麦。蕎麦食いたいな。蕎麦屋で飲みたい。