今日は一日中、家にこもって Coda ファイルシステムで遊んでいました。まぁ、一日中いじってたわけではないですが、ちょっと複雑でした。
とりあえず Coda ファイルシステムの紹介ですが、分散ファイルシステムのひとつです。分散ファイルシステムってのは単なるファイル共有ではなくて、分散システムにおける集中管理を可能にしたファイルシステムって感じでしょうか?あ、勝手に言ってるんで信用しないでください。Coda のほかに AFS とか InterMezzo とかってのがあります。歴史的には AFS が NFS の進化形として登場し、その亜種として Coda や InterMezzo が出現してきたって感じです。詳しいことは下のリンクをどうぞ。
囲い込まれた分散データを支援するOpenAFS
で、Coda の利点なのですが、ローカルのファイル キャッシュとネットワークの切断でしょうか。AFS でも部分的に実装されているみたいですが、Coda の方が優れている、のかな?Venus っていうキャッシュ サービスが肝なようです。
で、入れた感想ですが、まだ分かりません。とりあえず動かした程度なので・・・。詳しく知りたかったら自分で入れてください。
The Coda HOWTO
Japan.internet.com LinuxTutorial – Linux 用 Coda 分散ファイルシステム――10
Gentoo では、サーバ側に net-fs/coda、クライアント側のカーネルに CONFIG_CODA_FS が必要です。ドキュメントに書いてなかったことで注意するのは、gethostbyname() で localhost になってしまうと IP アドレスが 127.0.0.1 になってしまい、サーバが起動してくれません。サーバのホスト名が hosts ファイルでルーティング可能なアドレスに設定されている必要があるようです。あと /etc/coda/realms にレルムを定義する必要がありました。clog コマンドでログインしようとした時に
Unable to resolve addresses for Coda auth2 servers in realm 'prime'
ってエラーが出ます。
まぁ、とりあえず動いてから調べてみたら、Gentoo では OpenAFS の導入ドキュメントがありました。
Gentoo Linux Documentation — Gentoo Linux OpenAFS Guide
AFS の方が良かったかな?いや、より高度なキャッシュ制御システムを搭載している Coda の方がいいと信じています。
あと、サーバ屋さんとしては GFS もやんなきゃなー。でも GFS ってバックアップ面倒そうだなぁ。調べたらいい方法あるのかな。