“quickpkgを使えばシステムに既にマージされたパッケージのアーカイブを作成することができます。これらのアーカイブは既にビルドされたパッケージとして利用できます。 quickpkgの実行は簡単です: アーカイブにしたいパッケージ名を追加するだけです。”
Gentoo Linux ドキュメント — 追加のPortageツール
ちょっと前に gcc のバージョンアップについて調べてた時に知ったコマンド、quickpkg。Gentoo Linux のパッケージ管理ツール portage についてくる。gentoolkit かと思ったけど、違うんだ。標準で付いてくるっぽい。
quickpkg はビルド済みパッケージを tbz2 にまとめてくれる。gcc バージョンアップのページにはビルドが失敗した際の保険として取っておけって書いてたはず。gcc が壊れるとビルドができなくなるけど、gcc のバックアップがあれば安心ですね。
他にもシステムのデプロイに使えるかなー、って思います。まー、デプロイだったらビルド済みファイルシステムをコピーする方がお手軽な気がするけど。
確か関連会社の人が、ビルド済みパッケージを展開すれば本番サーバでコンパイルする必要がないってなことを言ってたな。これを使うのかな。
でも自分はあんま使わない気がする。