“ 開発した新技術の名称は「サンダーボルト」。伝送速度は毎秒10ギガ(ギガは10億)ビットで、現行の「USB3.0」の2倍。1世代前の技術で広く普及している「USB2.0」と比べると最大20倍に当たる。データに加え、映像や音声も同じケーブルで送ることを可能にした。インテルは新技術に対応した半導体を提供する。”
映画も30秒で伝送 インテル高速規格、まずアップルに :日本経済新聞
10Gbps の伝送技術が出てきた。いずれは 100Gbps だそうな。とりあえず Mac から。他の PC でも搭載されるそうです。
ちょっと気になったのはこのフレーズ。
“1本のケーブルでデータや映像などを送ることができる”
映画も30秒で伝送 インテル高速規格、まずアップルに :日本経済新聞
別に USB だってデータ以外に映像を送れたりするし、どういう意味だ?
って調べてみたら、こういうことらしい。
“現在、ディスプレイはディスプレイ用のケーブル、USBなど、各種インターフェースのコネクタとケーブルはそれぞれ別々だが、Thunderboltだと転送速度が余るほど速くなるため、全ての接続ケーブルをこれ一つにまとめることが技術的に可能となる。”
100Gbpsを実現する高速ポートThunderbolt(サンダーボルト)とは | わかるナビ
そういうことね。しかも、デイジーチェーン、すなわち数珠つなぎが可能なので、PC → HDD1 → ディスプレイ → HDD2 みたいにつないで、PC に刺さるのは一本だけってのが可能になるようだ。
しかし上の数珠つなぎの例を考える時にどんな機器を書くか考えて、ディスプレイと HDD ぐらいしか出てこなかった・・・。まー、あと Blue-lay のドライブとか?10Gbps の能力はどこで発揮するんだろう。そして、そんな大量のデータを処理できる PC はあるのか。疑問だ。
でも、ハードウェアに余裕があるってのはいいことだろうな、たぶん。