つぶやくだけじゃ始まらない

“その理由は―――ユニークな社内制度「三行提報(さんぎょうていほう)」にあった!”

カンブリア宮殿:テレビ東京
つぶやき経営とか流行の言葉を使って表現されているけれど、実際は経営者の力量だよな、って思いました。
『つぶやき』と表現されているのは『三行提報』という仕組み。内容はつぶやきではなく、経営トップへの何らかの提案。毎日書かされるんだって。大変だ。トラブルが発生するとネタに困らないので喜んじゃったりするとか、しないとか。
現場の声を経営トップが把握する仕組みとして素晴らしいという紹介だった。確かに素晴らしい仕組みだと思う。現場や市場の声が届かなくなってきた経営者は何らかの仕組みが必要なんだろうなって思います。
でも本当に重要なのは、そういう小さな声にしっかりと目を通して、実際に経営へ反映していく経営者の力量だと思うんです。単にアイディア出しを分散化しただけ。最終的に実行するか否かは経営者が判断するんですから。
実際、同様の仕組みで社内の意見を収集している山田養蜂場の紹介では、新製品への広告費を増額した、なんて話が出ていた。いい提案には予算をつけて実施する。経営者にそんな決断力がなければ、つぶやき損です。業務が増えるだけ。
結局、仕組みじゃないんだよなー。経営者の力量が問われている。